高知新聞社会福祉事業団 軽費老人ホームA型 軽費老人ホームA型 あかねの里

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掲載日:2018年2月28日

入院マニュアル

 緑内障手術のため先週6日間、生まれて初めて長期入院しました。入院中は上げ膳据え膳ですし、雑事に煩わされることもなく、他にすることもありませんから、いろいろなことに考えを巡らせました。そして、今後はさらに入院することもあるだろうと自分なりの簡単な「入院マニュアル」をこしらえました。

 緊急入院以外は入院の日を見計らい前もって散髪します。入院中は洗髪が不自由で髪が伸びてくると余計にうっとうしくなりますから。持参するのは病院から指定されたもの以外にペーパータオル、ボックス型ティッシュ、二つの水筒、A4のメモ用紙数枚を入れたクリアファイル、携帯電話、イヤホン付きラジオなどです。ペーパータオルは消毒用アルコールを含ませると気軽にベッド、小物入れ周辺などふくことができます。ティッシュはかなり使いますし、取り出しやすさからもボックス型をお勧めします。二つの水筒はお茶用と薬を飲むときのお湯用、入院棟には備え付けの給湯器がありますから24時間、飲み物には困りませんでした。

 入院中はいろいろな書類が渡されますし、また病院だけでなく各関係者から伝言もありますのでクリアファイルとメモ用紙は役立ちます。家族からの「必要なものはない?」などの伺い、関係者からの問い合わせにはやはり携帯電話は重宝します。逆に今までの生活を見直そうと思うのなら携帯を持たない手もありますね。ラジオは聞く習慣がありませんでしたが、入院中の大きな恵みとなりました。これとてすることもなく、しかも静養しなければならない病室で音楽を聞くのは、誰にも迷惑を掛けず、自分だけの世界に浸ることができ、大きな楽しみでした。曲の解説などにも心躍るものがありました。

 入院中の注意も幾つかあります。まずマスクや上着の着用です。病院には患者が集まりますから、この時季はインフルエンザやノロなどのウイルス、また細菌が多く発生している恐れがあります。特に多くの患者が集まる待合室に行くときは、入院患者は体力や免疫力が落ちていますから、病原菌をもらわないよう気をつけることが大切です。待合室などで観察していますと、30人くらいの患者でマスクをしているのはわずか4、5人、中には激しいせきや大きなくしゃみをマスクなしでしている人もいました。病気をもらわないよう、感染しないようマスクが不可欠です

 また、病室から診察室までの移動にパジャマやスリッパは不適です。パジャマはほぼ1日中着ています。待合室で衣類に細菌やウイルスが着くと、細菌などのついたパジャマを24時間着続け、感染する恐れが広がります。できたら大きめの上着を羽織るか、普段着に着替えたいものです。スリッパの着用は、ただでさえ足腰が弱っていますから足を滑らす恐れが大きいです。移動には履きやすい、安定しやすい靴がいいかと思います。反省材料は、静養と決め込みほとんどベッドの中から出なかったことです。退院後、運動不足を補おうと少し長い距離を歩いただけで、足の筋肉が数日間痛くなりました。また腸も運動不足なのか便秘が続きました。体力の衰えを防ぐためできることなら運動を、便秘防止には繊維分の多いゴボウ茶などを飲む、お腹を手で「の」の字を書くように20回ほどさするなどもいいようです。

 しかし、より快適に過ごせるマニュアルが完成しても、やはり入院しないほうが絶対いい。妻から怒られてもやはり自宅がいい。

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